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自分が住みたいと思う物件でなければ、他の人も住みたいとは思いません。自分自身が居住するつもりで、周辺環境や建物の内装設備などをチェックしましょう。
また、投資用物件である以上、"居住空間"としての「利用価値」があるかという視点に加えて。"不動産"としての「資産価値」があるかという視点で選ぶことも大切です。

周辺にある看板や電柱に貼ってあるビラなどに注意しながら、見通しが悪い場所や人通りが少ない路地がないか、交番が近くにあるかなど、自分の足で歩いて安全性を確認しましょう。
なお周辺環境は、昼間だけでなく夜間にも歩いてチェックするのがおすすめです。
また、犯罪の発生状況は地域の警察署のHPで公開されていますので、予め治安状況を確認しておきましょう。

不動産として高い資産価値を維持するためにも、建物の美観は非常に重要です。
壁やタイルの剥がれがないか、ゴミ集積所がきちんと清掃されているか、廊下や階段の電球が切れていないかなど、すみずみまでチェックしましょう。
また、最近は空き巣や車上荒らしなどの犯罪が多発しています。防犯カメラ、オートロック、センサーライトなど、充分なセキュリティ対策がなされているかも確認してください。

最寄り駅まで徒歩で何分位かかるかを実際に歩いて確認してみましょう。
最寄り駅が快速や特急も止まるターミナル駅かどうかも、入居者を確保するための重要なポイントのひとつです。
また、最寄り駅に駐輪場、駐車場はあるか、バスで最寄り駅まで行く場合は1時間に何本通っているかなども必ずチェックしておきましょう。

通勤時の利便性はもちろんのこと、近所にスーパーやコンビ二、病院や銀行などが徒歩圏内にあるかも重要なチェックポイントです。また、学校や幼稚園、公園などの公共施設が近い立地であれば、入居希望者も多いでしょう。
また、利便性の高い好立地の条件であれば、将来的にマンションを売却するようになったときも、買い手がつきやすく有利です。

物件の近くにある事業予定地・大きな空き地・駐車場などもチェックしておく必要があります。
広大な空き地は、今後、大規模な建設物、アミューズメント施設などが建つ可能性があります。
そうなった場合、購入物件の日当たりが悪くなったり、入居者が騒音に悩まされたりなどして、入居者の確保が難しくなる恐れがあります。物件周辺の建設予定もきちんと確認しておきましょう。